亡き夫の有り難さに気がつかないで、苦しんでいる妻。
ある女性の夫が亡くなりました。非常に仲の悪いご夫婦でした。「主人が死んだら、思いっきり楽しく暮らすわ。」と言っていた妻。しかし、現在の妻は毎日病院通いです。検査ばかりしています。何件も病院を変えては、レントゲンを何度も撮影しています。または、CT検査も受けていると聞きます。血液検査もですよ。そして、先生の診断に不足みたいなのです。症状がたくさんあって、一概に診断ができないのでしょうね。
イライラしているこの奥さん。紹介状を持って、大きな病院へ行くと言いだしたりしています。何件も病院へ行くのですが、結果を待つ事も出来ないくらい辛い様子です。だいたい、大きな病院と言うのは検査をしても、結果は別の日に予約をとるケースがありますからね。自分だけに関わっていられないのが、大きな病院の特徴かもしれません。それにしても原因不明の痛みや息苦しさは辛いと思います。あれだけ、ご主人が健在の頃にはもの凄い剣幕で喧嘩をしていた奥さん。あの元気はどうしたのでしょうか?しかも、ご主人が亡くなったら、一般的に妻は元気になると言われているのに・・。血圧も非常に変化が激しいらしく、突然、低くなって苦しくなると言うこの奥さん。
何度も救急車を呼ぼうと思ったと言っていました。今も病院へ行っていますが、原因が不明です。私は思うのですが、ご主人と激しい喧嘩をしてきたと言っても、殆どご主人に頼っていたと思うのです。その支えが今は無くなった事への不安が原因ではないかしら?なんて思うのですよ。近所の人と話をしている間は、しんどいとは言うものの、夜になると発作的に息苦しくなるらしいのです。一人になった経験がないからでしょうね。一人暮らしの老人の孤独死を想像してしまいます。しかし、この奥さんは近所にはたくさんの人がいますし、誰かれと訪ねて来てくれます。その事は、今までなら面倒がっていたのですが、今では訪ねて来てくれる事を待っている状態です。
如何に、ご主人がこの奥さんの心の支えであったか?自分自身でまだ気がついていないのでしょうね。病は気から・・・ってこのような事を言うのかも知れませんね。奥さん本人が夫の存在に感謝しなかったのがいけません。だから、病院で病名が出ない事が不満でならないのでしょう。何か病気であると信じている奥さんですから。病名を付けるとするなら、神経病だと言えるでしょう。